一連の市川猿之助さんの件は、各所報道番組では、これでもかというくらいに放送されています。
そこで気になるのが、猿之助さんのこの後の進展ですよね。
歌舞伎界隈は根強いファンを多く抱えているとされているため、もう一度こうえんをみたいと考える人は多くいらっしゃるはずです。
ですので、今後の活動について見ていきましょう。
ですが、その前に、現状の騒動を時系列順にまとめ整理していきましょう。
この記事からわかること
- 猿之助さんの今後
- 現在までの流れ
- 進展など
市川猿之助の時系列まとめ(2023年5月22日までの情報)
まずは主な出来事を時系列順でまとめていきます。
2023年5月18日早朝、マネージャーが自宅に猿之助さんを迎えに行ったところ倒れている猿之助さんを発見。その後二階にいる両親も倒れているところを発見したことが速報で流れました。
下記では、わかっていることと、現状の考察されている部分を合わせて記載していきます。
5月15日:猿之助さんを記者が取材
女性セブンの記者が会食後の猿之助さんを直撃しています。不機嫌な表情で「答える義務はありません」と答えた。
5月17日:家族会議
市川猿之助さんと両親で家族会議が行われる。(女性セブンの早刷り記事を見た可能性が高い)
5月18日:自宅にて3人が見つかる
<週刊誌の女性セブンで猿之助さんの記事発売日>猿之助さん本人からマネージャーに「体調不良で休演にする」と連絡が入る。10時過ぎに自宅に到着したマネージャーが倒れている3人を発見。
- 猿之助さんは自宅の半地下室で発見されるが、意識は朦朧としていた
- 父親:重体→病院で死亡、母親:現場で死亡確認
- 遺書の存在や各番組で特番の報道
5月19日:死因が判明&様々情報が詮索
- 猿之助さんのご両親の司法解剖が行われる
死因は向精神薬過剰摂取による中毒死
猿之助さん退院・意識ははっきりしているが受け答えが難しい
「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」の代役を市川團子が務めることが決定で、注目に
- 多くの考察や憶測が拡散・公開される
遺書の内容や遺書に記載のM氏(X氏)に対する注目が高まる
家族関係や認知度のある香川照之さんとの関係や家系図についての情報が公開・考察される
5月20日:全貌の把握や事件の整理される
所属事務所などのコメントや全貌が見えてきたことによる事態の収束が見られる。
猿之助さんには、24時間体制で警察が監視している。
5月21日~22日:原因究明に尽力中
現在時点では全容解明のため捜査中。
市川猿之助の今後に関係する情報
猿之助さんですが、捜査にあたり罪に問われる可能性があるともされています。
現在捜査上に上がっている重要なポイントとしては下記とされています。
スマホの中身
押収されたスマートフォンから両親とのやり取りで事件との関連の内容があるのか。
向精神薬の入手と使用意図
事件となった自宅には向精神薬の残りや袋・シートなどがありませんでした。この薬が誰の物で、今回の事態にどうつながったのか?
両親の死亡状況と猿之助の動向
ご両親と猿之助さんが自殺とされる行為に至ったとされる時間差に注目が集まっています。
発見時当時の3人の状況は、
- 父親は重体
- 母親は志望が確認され死後硬直が発生
- 猿之助さんは意識がある
上記のように、時間差や容態に違いがあることわかりますよね。
この点が罪に問われるかどうかの重要な観点になっているとのことです。
下記で見ていきましょう。
犯罪かそうではないか
現状、下記のような要因に分けられます。
- 現状の状況証拠
- 猿之助さんの証言
- 家族会議とされる内容
- 遺書の内容
- 周囲の事実確認
また犯罪になるかどうかに関しては、4点可能性があります。
罪状とされうる内容
『家族会議を行った際、両親の自殺願望の有無が大きく関わってくるとのことです。
- 話し合いで両親に願望がない、もしくは猿之助さんが嘘をついていた場合には殺人罪に当たる
- 家族会議の中で両親にも願望があり、それを猿之助さんが手助けした場合は自殺ほう助罪、もしくは同意殺人罪と判断される
- 猿之助さん・ご両親がそれぞれ行為に至ったのなら、罪に問われない
- 自殺を促す発言が誰であったのか
- 家族会議で行為事態の提案があったのか
- 両親が薬物を服薬したあと、猿之助さんの動向
【市川猿之助】今後の活動は?
歌舞伎座というのは、多くのファンを抱えております。
市川猿之助さんは歌舞伎役者としてはもちろんですが、役者の評価としても非常に高いです。
ですので、もう一度表舞台に戻ってきてほしいと思うファンは多いですよね。
今後活動を左右するポイント
下記の観点が非常に重要だとされています。
- 猿之助さんが罪に問われるのか
- 猿之助さんが歌舞伎界に戻ってくる気持ちの是非
- 梨園が受け入れるのか
罪に問われた場合
- 猿之助さんが罪に問われるのか:もし、罪に問われることがあるなら、歌舞伎界・俳優業に戻ることは難しいと言えます。
猿之助の意思
- 猿之助さんが歌舞伎界に戻ってくる気持ちの是非:猿之助さんは次のように言っていたそうです。
『オレは絶対に同じようにはならない。嫌だね』ともらしていました。心身ともに追い詰められる香川さんを見て、猿之助さんもかなりショックだったようですね」(同・澤瀉屋関係者)
また、繊細な心の持ち主だったようです。
テレビや舞台で見る明るいキャラクターとは裏腹に、猿之助さんはかなり繊細。世間からどういうイメージで見られているかを常に気にしていたので、一連の報道に耐え切れなくなった部分もあるのではないか
「子供の頃から人付き合いがよく、頭のいい子供だった。大人になってからも、周囲に気を遣う優しい人だった。 ただ、気が小さくて、自分の思い通りにならないと、怒鳴り散らしたりすることはあった。起伏の激しい人ですね。打たれ弱い一面を持っていただけに、何かあったのかな……」
(スポーツ紙記者)
このような証言が見つかりました。ここまでスキャンダラスな事件に発展してしまった今、世間からのイメージを大事にする猿之助さんにとって表舞台に立つのは難しいのかもしれません。
歌舞伎社会が受け入れるか
梨園が受け入れるのか:
梨園とは…劇壇、特に歌舞伎役者の社会の事を言います。
400年の歴史がある歌舞伎。梨園の世界は大変厳しく、元をたどれば全員が親戚になりかねないくらい狭く濃い世界。序列はキッチリ決まっており家柄・血縁・実績が複雑に絡み合った世界です。その家が何年続いているかが”ものさし”になるそうです。
『市川宗家』と言われ市川海老蔵が課長を務める『成田屋』が最も権威のある家で、その中で最も権力のある『市川團十郎』のいうことは絶対で、そこが歌舞伎復帰を拒んだ場合は復帰が難しいということになります。
「報じられていることがもし本当だとしても、猿之助さんと同じようなことをやってきた役者さんなんて他にもいますよ。断言しますが大物の役者さんの中にもいます。でも、誰も咎めてはこなかった。もちろん、歌舞伎界の悪しきタブーであることは間違いありませんし、報じられたら、それ相応の責任は取らなきゃいけない。当然、テレビで活躍することは難しいでしょう。だからと言って歌舞伎で食えなくなることはない。それがこの世界なんです」
歌舞伎界でスキャンダルを起こしたとしても、歌舞伎を続けることは可能のようです。
しかし、今回はここまで大々的に報道されていることから復帰が難しい可能性がありますね。
今後の動向についても非常に気になるところです。
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